ヤングガンガンNo.03感想
2005年1月21日発売 270円
■黒神
  FATE.4. 転換・恐慌


なんだかショボイ能力バトル路線な展開になって来たなぁ。
クロの能力で敵に電撃喰らわせてるのかと思ったら、切れた電線の電気だったのか。
3回くらい読み返してようやく気付きました。
全体的に画面がゴチャゴチャしていてちょっと読み辛いです・・・。


■ロトの紋章 〜紋章を継ぐ者達へ〜
  #4:Late comer


今回ちょっとページ数が少ないです。隔週で16Pじゃさすがに読み応えがイマイチ。
まぁカムイ氏も連載3本くらい抱えてるから大変なのか。

アロスとリーの対決は早くも強さのインフレが溢れ出ていて、
今後の展開が不安になります。

アロス>>>超えられない壁>>>リー>ユイ  ←現状で既にこんな感じ

とはいえ前作もラストの方はロトの血のインフレがとても激しかったので、
それを踏まえて考えるなら当然の流れなのかも・・・?


■ドラゴンズヘブン
  脚本:深見真 漫画:笠原夕生


スカートの中身を水着と言いながら見せつける漫画。
青年誌なんだから別に水着にする必要はないような・・・?

・・・じゃなくて、テコンドーの知識がないので読んでいても今一つ面白味がないです。
テコンドーなんて全然メジャーじゃない格闘技だと思うので、もう少し細かい説明が欲しいところ。

この絵を描いてる方の作者ってYG弐号で『タツジン〜護身伝〜』を描いてた人かな?
PNが違うから確証はないけど、絵柄が似てるのでたぶんそうだと思うのですが。
(追記:公式HPを見たらそのように書いてありました。笠原信→笠原夕生で確定)


■WORKING!!
  第3回

前回ほどじゃないけど、今回もなかなか面白かったです。
ぽぷらが可愛くて良い感じですね。(笑)
あと何気にファミレス内の描写が良く出来ているのも好感が持てます。
破損報告書とかはファミレスでのバイト経験がないと出ないアイディアだよなぁ。


■開錠ジャンキーロック
  山田秋太郎


山秋好きなんだけどなぁ・・・鍵を開けるだけの漫画なんて正直あんまり魅力がないというか・・・。
オチも途中で読めてしまったのでちょっと残念でした。
ただ原作に倉田英之氏あたりを付けて、別の漫画を連載して欲しいなぁとは思いましたが。(笑)


■マンホール
  第4話『感染』


フィラリアが徐々に感染拡大し始めた感じで面白くなってきました。
しかし主人公が誰なのかハッキリしない漫画ですね・・・。
まぁそういうのを狙ってやっているのかもしれませんが。

気になったのは最後のページの隣にあった『リセット』の続きの告知。
あと3回でストーリーに収集付くのかがちょっと疑問ではあるのですが。
それとマンホールは長期連載確定と言うことで良いのでしょうか?
正直リセットの方が好きなのでそっちを長くやって欲しかったです。


■ユーベルブラット
  Durch bruch 《突破》・IV


また今回もケインツェルの剣出ないし。
さすがにちょっと引っ張り過ぎな気がします。


■荒川アンダーザブリッジ
  第8話 安息の場所、第9話 GO


今回はニノの寝グセくらいしか笑えなかったなぁ。


■BAMBOO BLADE
  第4話 外山と岩佐


『ふざけんなァーーーッ!!!!』で激しく笑いました。(笑)
新キャラも増え、画面が賑やかになりそうでますます良い感じです。
しかしタマキはどうやって剣道部員になるんだろ・・・?
今のところまったくそんな気配はないよなぁ。


●総評

FF11の長期休載が決まり、ヤンガンの柱と呼べる漫画は実質ロト紋だけになってしまいました。
まぁおそらくFF11はあまり人気もなかったと思うので、状況はそんなに変わらないかと思いきや、
今回はロト紋のページ数が16Pしかなく、全体的にちょっと紙面が寂しい感じが・・・。
しかしこれはこれでヤングガンガンの本質を試される良い機会なのかもしれません。
このままズルズル行ってもそのうち休刊になるのは目に見えているので、
1号でも早く、看板漫画となれる作品の登場に期待したいところです。

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