ヤングガンガン21号 感想文
2006年10月20日発売 290円
■ミステリー・トレーサー 南原天
  第1話 〜天狗の祟り〜

とりあえず、「ひぐらしのなく頃に」と似ていると思ったのは僕だけではないはず。
ストーリーは至って平々凡々、今のところほとんど空気みたいな漫画ですね…。
この後の展開でもっと意外性を出していって欲しいです。
海たんに微萌え。


■ロトの紋章 〜紋章を継ぐ者達へ〜
  #43:Climb to the clue


相変わらず話が全然進まない…。
しかも次回は休載ということなので、ガイアの剣をイサリが手にするのは来年になりそうです。

今回、見えそうで見えなかったイサリの素顔について。
2005年の8号で紋継ぐが休載だったときに組まれた特集の中で、これから出てくるキャラクターのラフ絵が先行公開されていたのですが、実はそこに素顔のまま登場してるイサリがいるんですよね。
まぁあれから既に1年半以上も経過しているのでキャラデザも変わっているのかもしれませんが、そういう事情があるためあまりイサリの素顔については興味がなかったりします。

それとイサリ女性説が一部で噂されていますが、前述したラフ絵を見る限りでは女性には見えませんでした。
実際のところはどうなるんでしょうね。


■WORKING!!
  第61話


あれー? タカナシくんってこんな鈍感な性格だったっけ?
もっと鋭い観察眼を持っていたような気がしたんだけど…。

今回特に面白かった4コマ:「一安心」


■黒神
  FATE.38 黄昏の金獅子(2)

そういえば比kも獅子神一族でしたっけ。
ずいぶんとアウトローな実験をしているなぁ。


■すもももももも 〜地上最強のヨメ〜
  44.ただいま いつも通り


女性キャラの顔がロリ化してて気持ち悪いんですが…。
「ドラゴンズヘブン」が新展開になったときのことを思い出してしまいます。
…それはともかく、やっぱりすももは日常パートの方が面白いですね。


■解錠ジャンキー・ロック
  ロック11 Othello オセロ

そういえば今回からヒダカがレギュラーに加わるんでしたっけ。
「無表情」+「実年齢よりも幼い外見」というゲップが出そうな設定なのですが、山秋先生の描くキャラには全然萌えないので大丈夫です。
この人の絵は、構図とかも含めて結構好きなんですけどね。(B級映画の臭いがするところとか)
今回のカラーの扉絵も凄くカッコイイですし。

しかしロリキャラの投入に加えて主人公の過去回想というのは、どうにもテコ入れっぽい感じがします。
次あたり、主人公が大ピンチになる展開とかありそう。


■いわせてみてえもんだ
  第7話 決意

あ、話がキレイにまとまりましたね。
なかなか良い感じの最終回だったと思いま……え、まだ続くの!?


■ムカンノテイオー
  SCOOP.8

ビデオテープの内容を消去する機械なんてあったんですね。
全然知りませんでした…。

それはともかく、何もないまま作中の時間が2ヶ月も経過してましたが、ようは大事件なんかそうそう起こらないってことですか。
テレビ局の普段の内情とかをもっと見たかったような気もしますが…。
とりあえず、次回からはまたハードな展開になりそうなので楽しみ。


■あいどる
  Stage20 才能の片鱗

休載を挟んだおかげか、作画がスゴク安定してました。
あと、今回は普通に面白かったです。
何気に主人公とレイジの漫才が良い味出してるなぁ。


■ライオン丸G
  2合.歌舞伎スパァーク

既にドラマの方とはかなり設定が違ってますね。
主人公側だけではなく、敵もコンタクトを入れることで変身してますし。
まぁドラマと同じ展開だと面白くないので、それはそれで良いと思います。

しかしこの人の描く絵はますます荒れて来てますね…。
今回なんか明らかに原稿が間に合わなくて、途中のページからFAXで送ってる感じが…。
ゲルのときも隔週が無理だから月1連載になったのだと思いますが、それをまた隔週に戻すとか無謀過ぎです。
ガンガンYGのときはもっとちゃんとした漫画を描いていたのになぁ…。


■天保異聞 妖奇士
  #3 山神-参

ようやくアクションシーンが出てきましたが、画面がゴチャゴチャしてて読みにくいです。
この作者のコマの割り方は動きのあるシーンに向いてないんじゃないかな…。
それ以前に構図が悪いというのもありそうですけど。

アニメの方と比べてキャラのクターの口調や立ち位置が微妙に違っているのですが、よく考えたら漫画の方はまだキャラ紹介がほとんどされてないんですよね。
相変わらず話の進みも遅いですし、序盤の展開としては構成の仕方がマズイと思います。


■ニコイチ
  第27話 お母さんと将来について

前回かなりストーリーが進展したので、またしばらくはグダグダな内容になるのかなぁと危惧していたのですが、すぐに次の山場がやって来そうな感じでちょっとビックリ。
まぁ月1連載ですし、これくらいのテンポで話が進むと毎回飽きずに読めて良い感じです。


■死がふたりを分かつまで
  第31話 牙-(8)


相変わらず発声器(ラウドヘイラー)は有効性高いですね。
下手に新しいアイテムを登場させるよりも、現状の戦力だけで状況を打開していく描写が良い感じです。
自動販売機を破壊してバリケード代わりにしてしまうという発想も見事。

「牙」の攻撃方法はもっとアバウトな方法で行われていると思っていたのですが、まさかアメリカの軍事兵器だったとは…。
しかもどうやら複数個存在するらしいので、これで遥たちが牙を直接叩きに行くという展開はなくなりましたね。
ただ、今回の米軍関係者からの情報提供と現在の遥たちの行動から考えるに、井川が牙のパソコンにハッキングを仕掛けて軍事兵器の遠隔操作を妨害するという展開になるんじゃないかと思いました。(今は敵のPCと繋がっている端末を探しているところとか)


■JACKALS
  Kill-19 イノウエ:1

うわぁ…なんというベタな展開。
ここまでひねりがないのは正直どうかと思いますが…。


■はなまる幼稚園
  第4話 はなまるな初恋

山本先生が出ませんでした。


■荒川アンダーザブリッジ
  第X-5話 飛翔/第114話 マンガ家と担当と原稿と/第115話 幻覚/第116話 そして橋の上に

あれ? ニノの過去話とか全然関係なしですか?
今回登場した新キャラの漫画家はあまり面白くないなぁ。


■セキレイ
  第37話 帝都ノ事情

期待した通りに、ようやく帝都の現状が明らかになったわけですが。
やっぱり鶺鴒の数が半端なく多いですね…。
しかもキャラの描き分けがかなり微妙なので、既に見分けがつかないのもいたり。
全ての鶺鴒をそれぞれ倒すという展開にはならないだろうから、そのうちほとんどの鶺鴒が一気に死滅するような事件が起こりそう。


■あみーご×あみーが
  GOAL:23

なにやら明らかなパワーインフレが起こってますね。
まぁ次号で打ち切りなのでどうしようもないか。


■ユーベルブラット
  Der Helmorder《英雄殺し》・V

ケインツェルの三つ編みの先端に付いてたナイフのような装飾品ですが、ちゃんと武器としても使えるんですね。
あと、七槍騎士団って7人いるからそういう名前なのかと思っていたけど、どうやら違うっぽいです。

扉ページのグレンがやけにカッコイイ…。
というか、ちゃんと剣の修行はしてるんですね。

イクフェスは明らかにアシェリートと何か関係がありそう。
顔が似ているのは描き分けが出来てないだけで、まさか肉親とかいうことはないと思いますが…。
今回の砲台伯編では「黒翼」が見れると良いなぁ。

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