■表紙
表紙がすももだったので若干レジに持って行きにくい感じが…。
まぁすももの漫画自体はかなり安定して面白くなってきているので、それなりに人気がある漫画が表紙になるのは自然なことなのですが、新規読者が購入するための敷居を高くしているような気もします。
それよりも気になったのがバックの色。
赤一色なのがやけに毒々しい感じがして、個人的にちょっと引いてしまったり…。
というかヤングガンガンは毎週表紙の色がバラバラで店で買うときもスゴク見つけにくいのですが、今週は今まで以上に見つからなくて、近くのコンビニで3分くらい探してしまいましたよ…。
一瞬、入荷してないのかとも思ったし。
一目見てヤンガンだと判別の付く表紙にして欲しいところです。
■すもももももも 〜地上最強のヨメ〜
7.八つ当たりを君に
今回はなんと2話掲載です。
ただし前号休載での2話掲載という謎仕様。
それなら普通に1話ずつ掲載した方が良いような気もしますが…。
カラーページの入稿とか、雑誌のページ数合わせの都合とかなのかな。
前半の展開は前回とあんまり変わらないなぁ。
戦闘シーンとかがあった分、今回の方が内容的に面白くなってはいると思いますが。
で、後半。
怖い般若のお面を着けていた巳屋本一族の刺客・巳屋本いろはが、お面を取ったら実は可愛いキャラだったという展開。
これは結構予想外だったなぁ。
てっきり年上の怖いお姉さん系のキャラだと思っていたのに。
いろはの暗殺方法が刀で直接刺すというとてもシンプルなものだったのでちょっと笑ってしまった。
暗殺と聞くと、天井裏から糸を垂らしてその糸に毒を伝わらせて相手の口に流し込む、というイメージがあったので。
それにしてもいろはのリアクションが面白くて良いですね。
「顔から火が出る」という表現はよく聞くけど、実際に火が出ているのを見たのは初めてですよ。(笑)
今後どういう風にいろはが考士たちに絡んでくるのか楽しみになりました。
ありそうなパターンとしては転校生とかかなぁ。
■ロトの紋章 〜紋章を継ぐ者達へ〜
#8:The enshrined thing
ついにアロスたちがラダトーム城に到着。
前作でアルスたちがカーメン城に着いたときとイメージが重なるなぁと思っていたのですが、これはやはりそういうのを狙ってやっているみたいですね。
『エデンの戦士たち』でもよくロト紋と似たような場面が出てくるし。
ただ、たまにやるくらいなら面白いと思うのですが、あまり多用されるとさすがに飽きてしまいます。
前作の初めの方に出てきたようなデザインのトロルとかも登場して、正直ちょっと微妙な感じ。
しかし今回はリーとユイの会話で結構重要なことが明らかになっています。
ユイがヤオのことを「ヤオおばさん」と呼んでいる事から、ユイがキラとヤオの子供ではないことが確定。
さらにヤオもどうやらラダトーム城の人達と同じように行方不明になってしまっているようです。
これで前作の主要キャラでまだ存在が確認されてないのはアルスとポロンだけになりましたが、この2人がどのようにストーリーに絡んでくるかが楽しみになって来ましたね。
ところで今回リーが使用した「円軌斬」という技ですが、ドラゴンボールでクリリンが使っていた気円斬に名前が似ているうえ、頭上の物体を円形に切り抜くだけという使い所がかなり限定される技だったので、もう2度と使われることがなさそうな気がするのですが…。
■リセット
第5話「潜入」
・「GMの奴がログいじってたらアウトだけどな」
いや、普通に考えてログいじってるんじゃないでしょうか?
そのまま裁判を起こしても証拠不十分とかで無罪になりそうな気が…。
・「致命的なセキュリティホールだ」
あ、あれ? ディストピアのプログラムってもっと完璧に組まれたもののように思っていたんだけど、やっぱりセキュリティホールとかってあるんですね。
まぁ天下のWINDOWSにしてもしょっちゅうセキュリティホールが見つかっ(以下、検閲により削除)
とまぁ微妙に気になる部分はあったものの、ディストピアに拳銃と日本刀を携えて乗り込んでいく喜多嶋はカッコイイです。
次号はいよいよGMとの最終決戦が見られそうですね。
でもGMって確か無敵だったんじゃなかったっけ…?
■OPEN!メイディーズ・カフェ
第1話 START!メイドさん計画
何この「NHKにようこそ!」を激しく劣化させたような漫画。
正直、全く面白くないんですけど…。
主人公の友達を主人公にした方が面白くなったような。(女装萌えとかが流行りそうな感じなので)
■戦線スパイクヒルズ
#8 ラインを超えて
キクチさんが可愛すぎるんですが…。(*´д`)
今回はキクチさんのプロモーションビデオとかを見ている気分でしたよ。(笑)
・次号作者取材のため休載
工工エエエ(´Д`;)エエエ工工
■シールオンライン・ステレオガールズ
小林立
うわぁ、つまんねぇ…。これならまだFF11の方がマシかも…。
というかストーリー性皆無のネットゲームを漫画にすること自体に無理があるような。4コマ漫画ならともかく。
この漫画見てシールやろうと思う人っているんでしょうか?
少なくとも僕は全くやりたいとは思いませんでした。
まぁ僕の場合はベータ版の時点で見限ったというのもあるのですが。
■BAMBOO BLADE
第8話 タマキとブレイドブレイバー
タマキの「あれ」は大方の予想通り突きだったのですが、その理由付けのために特撮漫画が4ページもあったりして、なかなか手が込んでいますね。
突きの作画もすごく迫力があって良かったです。
タマキも剣道部に入部が決まって、これで序盤は終了といった感じかな。
次回以降のストーリーががどういう展開になるのか楽しみです。
ところで外山が完全にビビりキャラっぽくなってしまったのですが、今後マトモな形で再登場することはあるのでしょうか。
「サヤ」という名前だけが先に登場しているキャラがいるので、それと絡めてくるのかな?
■ユーベルブラット
Durch bruch 《突破》・VIII
ラシェブ僧兵長が生きてたー。
と思ったら瓦礫の下敷きになったまま傭兵の人に見捨てられて、しかもそこに苦しい圧制を強いられていた民衆達がー。
…さすがにラシェブ僧兵長もこれで終わりですかね。
ストーリー展開が暗くなりがちなユーベルに、笑いをもたらしてくれるとても楽しいキャラだったのですが。
まぁこれ以上登場してもしつこい感じがしそうですし、ちょうどいい時期だったと考えるべきでしょう。
前号の予告で今回のユーベルはセンターカラーと書かれていたのに、最初の方のページがカラーじゃなくておかしいなぁと思っていたら、最後の4Pがカラーというなかなか斬新な誌面構成に意表を突かれました。
いやー、これは良かった。否が応にも次回への期待が高まろうというものです。
こういうカラーページの使い方を見たのは「焼きたて!! ジャぱん」のミドリガメパンの話の時以来かな。
上手くやればとても効果的な使い方が出来ると思うので、これからも色々と試して欲しいですね。
■ユーベルブラット外伝
Blatt Meister 《刀匠》・前編
外伝は一体どのあたりの話をやるのかずっと気になっていたのですが、フタを開けてみてビックリ。
まさか「14人の勇者による闇の異邦討伐の旅」よりもさらに前のストーリーをやってくれるとは…。
てっきり七英雄絡みの話をやるものだと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。
しかしアシェリート(ケインツェル)にはこの頃から既に剣技の才能があったんですね。
いや、剣技というよりも複数の型を少しの間見ただけで覚えてしまう程の記憶力が成せる技なのか。
アシェリートが刀鍛冶というのも個人的に気になるところです。
刀鍛冶としての技術と知識に妖精の能力を融合させて、右腕の黒い剣を作り出す、とかかなぁ…。
ユーベルは色々と想像力をかき立てられる設定が多くて、そういう面でも楽しめます。
■Beat Girls
1.Wanna be Girl
あ、あれ? なんか普通に面白かったですよ。
ジャンプで「ぷーやん」とかいうよく分からない漫画を描いていた人とはとても思えない…。
これくらい読める漫画が描けるのなら、是非ヤンガンで連載して欲しいです。
ところで普通にキレイに話がまとまって終わったと思うのですが、なぜ3号連続読み切りになってるんでしょう?
タイトルのGirlsが複数形になってるということは、次号では別の主人公による他のストーリーをやるってことなのかな?
編集部にはもう少しちゃんとした情報を提供してもらいたいですね。
●総評
シールの漫画ははっきり言って雑誌に掲載出来るようなレベルの漫画じゃないと思うのですが…。
どうも最近は編集部が行き当たりばったりで適当な読み切りを載せているような感じがします。
数打ちゃ当たるじゃないんだから、もっと煮詰めた内容の読み切りを掲載して欲しいですね。
次号は比較的人気が高いと思われる「ロト紋2」、「バンブー」、「戦線」が休載ということですが、雑誌の売り上げの方は果たして大丈夫なんでしょうか…。
化野之民が載るのかどうかも正直怪しい感じですし、次号でヤンガンから離れていく人がいないことを祈ります。
そしてついに次号から禁断のアイドルグラビア掲載ですか…。
個人的には全く必要ないうえ、漫画のカラーページも減るという悪夢のような企画です。(マジでいらん)
エニックス誌とアイドルグラビアの相性はかなり悪いような気がしてならないのですが、本当に大丈夫なのか?
とてもとても嫌な予感がします。これが杞憂に終わってくれれば良いのですが…。
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