ヤングガンガンNo.11感想
2005年5月20日発売 270円
■すもももももも 〜地上最強のヨメ〜
  12.嵐を呼ぶ後輩


巻頭カラーでいろはと半蔵が登場。そういえばこの2人金髪だったっけ。
ヘビ(巳)というイメージと髪のトーンから、何となく緑系の色だと思っていたので、若干の違和感が…。
前のカラーのときはお面を着けていたので、ちゃんと認識出来ていなかったようです。

見開きの扉ページで男性キャラがトランプの絵になっているのですが、半蔵のトランプの数字の部分が「11」になってます。
えーと、「J(ジャック)」の間違いですよね…?
あと虎の人(名前忘れた)がジョーカーというのは、キャラと合ってないような気がします。

本編はもも子といろはが頭の悪そうな絡み方をしていて、久しぶりに笑えました。
委員長は名前を明かしてないあたり、多分そうだろうとは思っていましたが、やはり武術家の1人でしたね。
苗字に「馬(牛)」の字が入っているので、初期の頃の設定を見る限りでは東軍ということで孝士の味方のようです。
まぁ実際のところどうなのかはまだ分かりませんが…。


■黒神
  FATE.11 執行・負荷


あぁ、やっぱり水華魅さんのパートナー死んじゃった…。
今までこの漫画を読んでて、初めて好感が持てるキャラクターが登場したと思ったのに。
何とももったいない…。


■ロトの紋章 〜紋章を継ぐ者達へ〜
  #11:Hide-and-seek

なんとビックリ、アロスとアニスは双子でした。
ロトの血を引く双子ってかなりとんでもない設定のような気が…。

ラダトーム城の人々の消失には、やはり階段を上ったところにある鏡が関係していたようです。
しかしその目的は未だに謎のまま、敵の正体なども今回では全く明かされませんでした。
早くこの当たりの伏線を解消してもらいたいものです。
ページ数が少ないせいもあるのですが、展開がグダグダ過ぎて…。


■WORKING!!
  連載第13、14回


2本立ての2話目は種島ぽぶらがたくさん出ていて良い感じ。
佐藤さんとの絡みがこれまた絶妙でとても楽しめました。


■マンホール
  第7話『写真家の男』


・「やっぱ餅は餅屋だよなあ」
筒井先生、ギャグが面白過ぎです。(笑)
こういう漫画の性質上、どうしてもストーリーの進みが遅くなってしまう(と思う)ので、
これくらいのギャグがあった方が逆に和んで良いですね。

水道局の人達によってマンホールの中にあった物が運び出されてますが、
マンホールの中に元々いたフィラリアに冒されてたっぽい人は一体どこにいったのでしょうか…?
どこかに抜け道でも作ってあったのかな…?


■戦線スパイクヒルズ
  #11 ロクデナシ


今週から新展開ということで、いよいよストーリーが動くのかと思ったのですが、
今回はスウガクの家庭環境に焦点を当てた回でした。
まぁこのあたりのキャラ毎のバックグラウンドは、後々の展開で重要なファクターを占めることにもなりそうなので良いかな。
スウガクが早慶大を目指す目的も見えてきましたし。

しかし、ノムラとキクチの関係を知らないスウガクはあまりにも哀れな顔をしてますね。(笑)


■にゃんこ Me!
  連載第1回


いきなり連載が始まった梶原先生の1Pギャグ漫画。
「殺し屋ジョージ」や「けんけん猫間軒」は当時結構好きだった記憶がありますが、この漫画はちょっとイマイチ…。
ネタを無理に青年誌っぽくしようとして失敗してるような気がします。


■荒川アンダーザブリッジ
  第29話 誘い/第30話 プラン/第31話 河口へ


ニノが自分のことを金星人だと言っていたのが嘘っぽい感じに…?
次回でニノの過去が少しでも明らかになって欲しいところです。
このままの展開を続けていくのも悪くはないと思いますが、ストーリーを進めることでさらに面白くなりそうな気もするので。


■セキレイ
  第11話 鶺鴒閑話


途中からつやベタのはずのキャラクターの髪がほとんどトーンになっていたり、背景が白かったりなかったり…。
原稿が間に合ってない感じがそこら中からします。次号も休載になってるし。
未完成の原稿を載せるくらいなら、潔くこの漫画も月1連載くらいにした方が良いのではないでしょうか…?


■バンブーブレード
  第11話 栄花とその悲劇


・「段十郎命!!!」
…と、扉ページのミヤミヤの煽り文句に書かれていたのですが、これって本当なのでしょうか?
ミヤミヤが栄花と付き合っているのには、明らかに何か裏がありそうなのですが…。

・「竹内来たよ」
これはかなりウケました。
僕も昔剣道部だったころ、「竹刀」を「竹内」と書き間違ったことがあります。(笑)
この漢字の間違いと、「栄花」と「栄光」の漢字の間違いでの2段オチになっているみたいですね。
…というかこれが前回の最後のコマに書いてあった悲劇?
うーん、てっきりシリアスな展開になると思っていたのですが。

で、ついにサヤが登場したわけですが…。
思っていたのと全然違うキャラで、正直どう反応していいのか分かりません。(汗)
とりあえず次号待ちということで…。


■がごじ
  蜷川ヤエコ


う〜ん…どこが面白いのかさっぱり分かりません。
前の読み切りの「いじめ当番」もそうだったけど、この作者は暗い話しか描けないのかなぁ。
しかも今回の読み切りは設定や展開がありがちな感じで新鮮味がないし。
絵は上手いと思うので、原作付けて別の話を描いて欲しいです。


●総評

ユーベルブラットがないだけでかなり誌面が寂しい感じになってしまうのは、
僕が個人的にユーベルをヤンガンでの一番の楽しみにしているからでしょうね…。

今号から新しく連載の始まった「にゃんこ Me!」ですが、前号の次回予告にも、公式HPにも告知がなかったので、
ページを開いたときに知らない漫画が載っていてかなり驚きました。
編集部に余裕がなかったのか手を抜いたのかは知りませんが、
印刷が間に合わなかったのならせめて公式HPにだけでもお知らせを出した方が良いと思います。

…というか、前号の「Yes!6Mart」に続いて、さらにギャグ漫画を増やしてどうするつもりなのでしょう?
このままだと本当に「ヤングキャグ王」になりそうなのですが…。(汗)

さて、次号からはついにストーリー漫画の新連載が始まります。
さらにはNo.13、No.14でもストーリー漫画の新連載がスタートするということで、ようやく編集部が重い腰を上げてくれました。
かなり前からストーリー漫画を増やして欲しいと思っていたので、(アンケートにも書いてましたし…)
久しぶりに次号の発売日が楽しみです。

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