■Drop☆Kick
act1:再会
読み切りなしでいきなりの新連載だったので、編集部的にもイチ押しなのだろうと思って期待していたのですが、第1話を見る限りではかなり微妙な内容でした。 キャラクターの表情が硬いのもイマイチ。 何をやりたいのかが見えて来ないため、どういう楽しみ方をしたら良いのか分からないと言うのもあります。 まぁそれはとりあえず次回の展開次第かな…。 本来なら第1話でそういうのが分かる作りになっているのが望ましいと思うのですが…。
■ドラゴンズヘブン
ダンサー・イン・ザ・ダーク(2)
キャラ紹介にかなりのページ数を割かれていた前回とは打って変わって、バトル全開の内容。 スピード感があって読んでいて楽しいですね。 同じバトル漫画路線の「黒神」と比べても、画面がシンプルな分こちらの方が見やすいですし、構図やコマの繋がりが非常に分かりやすくて好感が持てます。
ただし話の展開は若干微妙というか、あまりにもあっさりし過ぎているのでもう少し練り込んで欲しい感じ。 例えば、カポエイラ使いに負けた主人公がしつこく引き下がって戦いを続行しようとしているのを山猫が叱咤してから交代するとか、山猫が楽々相手のカポエイラ使いに勝てたのは相手と主人公との戦いのときに既に動きを見切っていたからだとか、そういう細かい演出があればもっと面白くなったと思います。
あと、カポエイラ使いの人の衣装が替わるとキャラも変わるという設定は激しくいらないような気が…。 レギュラーキャラならともかく、今のところチョイ役ですし。 もしかして彼女も龍園の一員になったりするのでしょうか?
■すもももももも
〜地上最強のヨメ〜
15.天誅戦士ウマ仮面B
委員長のウマ仮面コスチュームはエロいというよりキモイ。 むしろあざとい。
■マンホール
第10話『2番目の男(前編)』
う〜ん、何とも感想を書きづらい内容でした。 ホラーなんだけど、ちょっと笑ってしまったり。(汗)
フィラリアに侵されたデブの人は、女子校生のカバンを届けに来たのかな…。
■ロトの紋章
〜紋章を継ぐ者達へ〜
#14:Face off
今回リーが使った波動拳の名前が、どっかの格ゲーに出て来そうな技名でカッコ悪いです。 もっとカムイ氏っぽいよく分からない名前にして欲しかったような…。
■黒神
FATE.14 自責・誤解
冒頭部がちょっとエロいことになっていて吹いた。
謎の2人組の目的が徐々に明らかになって来たけど、まだよく分からない部分が多いですね。 クロが言うには、「人間の生命は思い通りに出来るものじゃない」ということらしいけど、この2人組はテラの少ないドッペルライナーを自分達の思うように次々と消していってるし。 元神霊の一族ごとによって考え方が異なっているということなのかな? 元神霊自体の役目は、世界のテラの均衡を守ることらしいけど…。
■戦線スパイクヒルズ
#14 あの娘にタッチ
スウガクがどんどん可哀想なキャラに思えて来た…。
ノムラの素直で正直な気持ちが伝わって来て良かったです。 読んでいてこっちまでドキドキしてしまいました。 何だかこれからドン底に叩き落されそうな気もしますが…。
カッパの悲惨な表情がとても笑えました。(笑)
■死がふたりを分かつまで
第3話 出会い-(3)
「自己生存本能が最優先される万能じゃない予知能力」とか言ってるわりに、ヒロインがスピードくじを当てちゃったりしてるんですが…。 敵側の情報が間違っているのかな?
主人公のパートナーっぽい人が、敵のビルの中の電子機器を壊した方法についての説明が欲しかったです。
■ユーベルブラット
Langer Regen《長い雨》・IV
普通の服をケインツェルに自慢するピーピが不憫過ぎる。(笑)
今のところラシェブ僧兵長ほどじゃないけど、ゲランペン百人隊長の言動が地味に面白いですね。 …と思ったら、ヴィドは百人隊長のことを知っている様子。 今回の話で出て来た、クシャールンド第二王女のシャーレンを誘拐した奴らと、百人隊長に何らかの繋がりがあるということなのかな。
■WORKING!!
連載第19回
今回は厨房担当の佐藤さんがメイン。 佐藤さんはスゴク良い人ですね。 というか、今のところワグナリアで一番マトモな店員のような気が…。
■荒川アンダーザブリッジ
第X-2話 奇跡/第36話 野菜畑でこんにちは/第37話 パプリカなら/第38話 あなたのために
カラー部分の漫画は前回のカラーのときの続きかな。 相変わらずシュールで良い感じ。
新キャラはちょっと微妙かなぁ…。まだ他のキャラと絡んでないので何とも言えないけど。
■少年探偵
犬神ゲル
MISSION:15 「ゴーストスイーパー犬神」
GS美神をパロったかなりヤケクソ気味なサブタイトルが微妙な笑いを誘います。
今回もページ数が12ページ(いつもの半分)しかないですね。 単行本に隔週ペースが辛いみたいなことが書いてありましたが、作者の方は大丈夫なんでしょうか…?
それはともかく、今回からマリーの服が半袖に変わりました。 それで以前着ていた服と見比べてみようと思ってYGのバックナンバーを読んでいたのですが、マリーの着てる服って毎回違うデザインだったんですね。今まで全く気付いていませんでした。 ちょっと得した気分。(笑)
■七人ぐらいの侍など
化野之民の代原かな…? ギャグ漫画なのに、オチも含めて全く笑えないんですけど…。
■バンブーブレード
第14話 ミヤミヤと掛かり稽古
ミヤミヤの喫煙があっさりコジローとキリノにバレていたり。 まぁ銘柄にもよるだろうけど、確かにニオイで分かっちゃうよなぁ。
そしてついに剣道部にサヤが登場。 何の脈絡もなくギターにハマっていることになってますが、コジローとキリノの反応を見る限りではいつものことと言った感じですね。 それにしても2人の反応が淡白過ぎて笑える。(笑) 自らが熱中出来ることを探し求めているサヤですが、その対象が固定される日は来るのでしょうか…?
ミヤミヤとサヤの剣道部での遭遇は微妙なカタチに…。(汗) 次回あたりでバレそうな気はしますが、果たしてどういう風に決着が付くのか楽しみです。
本当の自分というものが分からなくなっていたミヤミヤですが、今回の最後のページや、前に木刀を手にしたときの恐ろしい表情やからすると、やはりサドの血に目覚めるのでしょうか?(汗) しかしそれでは外山とキャラがかぶってしまうような…。
タマが竹刀を振り下ろしているページが凄くカッコ良くて好きです。
●総評
袋とじはやめて下さい。ホントに。 雑誌が真ん中から分解して行くんですよ…。(汗)
今号から始まった「Drop☆Kick」はあまりYGのカラーに合ってないと個人的には思うのですが、現在の新連載攻勢を見ていると編集部が意図的にそれを変えようとしているフシがあるので、しばらくは様子見といったところでしょうか。 次号の新連載といい、ますますYGは「ごった煮」という言葉が当てはまるに相応しいような雑誌になっていきますね。 それを見るのが楽しいということもYGを購読している理由のひとつではあるのですが。(笑)
前号では、まだギリギリ柱に残っていたバンブーブレードのアシスタント募集欄が、今号で完全に消滅しました。無事にアシスタントが決まったのかと思いきや、五十嵐先生のサイトを見るとまだのご様子…。 一応、YGの公式サイトで募集してはいますが、こういうのってもっと編集部や担当がフォローするべきことなのでは…。
「化野之民」が長期休載。 「妖幻の血」5巻の発売が延期になり、パワードでの連載も休載だったので恐らくYGの方も休載になるのだろうと予想はしてましたが…。 とりあえず連載再開をまったりと待ちたいと思います。
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